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日本茶(緑茶)とは?

目次

  1. 日本茶って何?
  2. 日本茶はどこからきたの?
  3. 日本茶の種類ってあるの?
  4. 日本茶ってどうやって作るの?

 

日本茶って何?

こんにちは、ユズハです。

突然ですが、みなさん「日本茶」って、どんなイメージを持っていますか? 緑色で、あったかくて、なんとなく落ち着く…そんな感じでしょうか。

でもそもそも日本茶の定義ってなんだろう?って思いませんか?言葉のままであるなら、「日本国内で生産・加工されたお茶のこと」ですよね。

それだとちょっと広すぎるので、日本茶インストラクター協会での日本茶の定義をご紹介します!

日本茶インストラクター協会によると、

「茶はツバキ科の植物 カメリア・シネンシス(Camellia sinensis)の葉から製造されたもの」としています。

(日本茶インストラクター協会「茶とは — 日本茶基礎知識」https://www.nihoncha-inst.com/basic/about_tea.html

実は緑茶もウーロン茶も紅茶も、この「カメリア・シネンシス」の葉からできているんです。

だから厳密には、日本産の紅茶もウーロン茶も「日本茶」で、「日本茶」というと思い浮かべられることが多い「緑茶」は「日本茶」の一種ということになる…。

突き詰めていくと「日本茶」と「緑茶」はイコールではないという結論になりそうなんだけど、ここでは社会通念上主流だと思われる「日本茶」=「緑茶」という定義で進めていきますね…!

話を少し戻して、同じ「カメリア・シネンシス」の葉から、香りも色も全く異なるお茶ができるのは不思議ですよね。

同じ原料から異なる風味のお茶ができるのは、それぞれ茶葉の「発酵度合が異なるから」なんです。

ここで言う「発酵」って、ヨーグルトや味噌みたいな微生物の働きによるものではなく…

茶葉の中にもともと含まれている酸化酵素(ポリフェノールオキシダーゼ)が、葉っぱの成分(カテキン)を酸化させることを茶の業界では「発酵」と呼んでいます。

緑茶はその「発酵」をさせずに作ったもので、ウーロン茶と紅茶は「発酵」の度合いが異なります。

  • 酸化を止める=緑色が残る → 緑茶
  • 酸化を進める=茶色くなる → 紅茶、ウーロン茶

という違いが生まれるんですよ!

日本茶はどこからきたの?

お茶って中国やイギリスの文化も有名だけど、日本茶には日本独自の深い世界が広がっているんです。

実は日本茶のルーツはとっても古くて、その始まりは奈良・平安時代までさかのぼります。

元は奈良〜平安時代に中国から伝わったお茶がきっかけ。当時の「お茶」は薬のように飲まれていて、貴族などの限られた人だけの特別なものだったようです。鎌倉時代には禅僧の栄西がその効能を広めて、室町時代には「茶の湯」の文化が生まれました。戦国時代には千利休が“わび・さび”の美意識を大切にした茶道を築きます。

そして江戸時代中期になると、現代の煎茶の製法が確立されて、それが庶民の暮らしに広がっていきます。

今ではすっかり万人受けしているけれど、最初は貴族などのほんの一部の限られた人たちが嗜むものだったんだね。

じゃぁ庶民がお茶を一般的に飲み初めたのは江戸時代か?というとここは微妙なところで…

平安時代に疫病が流行った時、空也上人という人が梅干し・昆布と共に庶民に「茶」を振舞ったという伝承があったり、1603年から1604年にかけて発刊された「日葡辞書」には「上等でない普通の茶」として「Bancha」の記載があったり…

「庶民の茶」も江戸時代よりもさらに前に広まっていたと推測できる記録はあるみたいなんだけど、ハッキリとした文字資料は残っていないから明確なタイミングは分かっていないそう。

でも煎茶のように丁寧に作られたものではなく、軒先で天日干した枝葉を煮出すような簡易な製法のものは昔から親しまれてきたんじゃないかなって個人的には思っているよ!

 

日本茶の種類ってあるの?

「日本茶」と一口に言っても、実はいろんなタイプがあるよ。

ここでは代表的な種類をピックアップして紹介します!

煎茶(せんちゃ)

一番ポピュラーで、市販の流通が多いのがこれ。

日光をたっぷり浴びて育った茶葉を蒸して、揉みながら乾燥させたもの。

味わいはすっきりしていて、ほんのり甘みも感じられます。

葉の蒸し時間を長くして作られたものは「深蒸し」と呼ばれます。

玉露(ぎょくろ)

葉を摘む前に20日以上、茶葉に覆いをかけて日光を遮ることで旨み成分を高めた高級茶。

一口飲むと、まろやかな甘みと豊かな香りが口いっぱいに広がります。

うちの社長は「緑茶の王様」って言ってたなぁ。

低温でゆっくり淹れるのが玉露特有のまろやかな甘みを味わうコツ!

ほうじ茶

煎茶や番茶を強い火で炒ったお茶。

香ばしい香りとすっきりした後味が特徴です。

カフェインが少なめだから夜のリラックスタイムにもぴったり。

抹茶

碾茶(てんちゃ)という葉を石臼で細かく挽いたもの。

碾茶は覆いをかけて日光を遮ってから収穫した茶の葉を蒸して、揉まずに乾燥させたもの。

茶道で使われるほか、スイーツやドリンクでもおなじみ!

 

日本茶ってどうやって作るの?

日本茶ってどうやって作られているのかな?その工程をざっくり紹介します。


①収穫

若くて柔らかい新芽を摘み取ります。

今は機械摘みが主流ですが、品評会出品用など特別なお茶用に手摘みを行う農家さんもいます。


蒸し

摘みたての葉はすぐに蒸して、酸化酵素の働きを止めます。

この工程が緑茶ならではの鮮やかな緑色と香りを守るカギ!


揉み

蒸した葉を乾燥させながら丁寧に揉みます。

しかも揉みにも複数工程があり、それぞれ揉む力加減、さらにはただ揉むだけか、乾かしながら揉むか…工程により違うんです!

これによって茶葉が細く針のような形になり、独特の風味が引き出されます。


乾燥

乾燥させて水分を飛ばし、保存性を高めます。

一般的に農家から市場に出回る状態はここまで加工した、荒茶と呼ばれるものなんです。


⑥仕上げ

市場で取引された荒茶はその後、火入れ(より乾燥させて保存性を高める)、ふるい分け(葉の大きさごとに選別)、複数の茶葉をブレンド(合組〔ごうぐみ〕)などを行って私たち消費者の元に届く形になるんです!


 

書き出すとやっぱりお茶って奥深い…

今回は導入編ということでこの辺で。。

それではまた!

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  • 社長

    teaziro社長、24期日本茶インストラクター。このblogの根源的存在。

  • ユズハ

    お茶について楽しく伝えたいときの文体。ここではおそらく彼女が主体の記事が多い。あくまで概念的存在。

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    専門性の高い記事などに登場する硬派めな文体。彼も同じく概念的な存在である。